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[09]2流体ノズルとは・ターンダウン・気水比

2流体ノズルとは・ターンダウン・気水比

2流体ノズルは圧搾空気などの高速の流れを利用して液体と気体を混合し微粒化するノズルです。
ポンプだけで噴霧する1流体ノズルと比較し、以下のような特長を持ちます。

2流体ノズルの特長

 
優れた微粒化性能
2流体ノズルは、1流体ノズルでは難しい平均粒子径10µm以下の微粒化が可能です。
 
大きなターンダウン
粒子径や流量分布を一定に保ちながら、噴霧流星の調整範囲(ターンダウン比)が大きくとれ、噴霧流量調整ノズルとして適しています。
 
大きな異物通過径
同一水量の1流体ノズルと比較して大きな異物通過径を持ちます。
したがって目詰まり対策に有効です。

2流体ノズルのニーズ例

 
 
粘性液の噴霧に
 
 
広範囲の噴量調整に
 
 
極少量の噴霧が必要な場合

ターンダウンとは

噴霧流量の調節可能な最小値と最大値の比をターンダウン比といい、その範囲をターンダウン範囲といいます。
1流体ノズルの噴霧流量は圧力の平方根に比例しますから、噴霧流量の変化は動力の制限を大きく受け、ターンダウン範囲が小さいですが、2流体ノズルは圧搾空気圧力と液圧力を操作することによリ、非常に広いターンダウンの範囲がとれます。
したがって燃焼ガスの冷却など、噴霧粒子径が小さく、噴霧流量調節範囲が広いノズルが必要な場合に最滴です。

気水比とは

空気消費量/噴霧流量を気水比といい、体積比と重量比の両方の表現方法があリます。同ーノズルであれば気水比を高くすると、粒子径は小さくなリます。
2流体カタログの気水比は体積比で記載しています。