すでに多くの牧場で導入いただき、効果に満足いただいています。
YouTubeで畜舎冷房システム導入事例を多数公開中
牛豚鶏馬の夏バテ、いけうちのミスト冷房で解決できますミスト装置の概要と、畜舎ごとの導入効果をご紹介します。
牛舎だけでなく、鶏舎や豚舎、厩舎などさまざまな畜舎の冷房に対応可能。2014年から畜舎冷房・薬液散布システムとして販売を開始した『CoolPescon®』は、2022年現在国内200社に導入されている。
発生する霧は平均粒子径10~30μmというとても微細な粒子のため、ある程度換気のある空間や、解放空間であればほぼ濡らすことなく使用することができます。そのため長時間運転してもほぼ濡れないので、一日中暑さや乾燥対策として使用できます。また薬液を散布することで牛の疾病対策、サシバエなどの害虫対策としても利用できます。
とても微細なミストを発生させ、牛・豚・鶏・馬などの畜体、牛床・馬房・ケージなどの場所、また通路・壁面・機器類を濡らすことなく冷房します。
長時間運転してもほぼ濡れないので、乾燥が気になる時期に湿度を高める加湿器の用途にも利用できます。
畜舎内の臭気対策や家畜の病気対策、ハエなどの害虫として薬液を散布する 用途にも利用されています。
霧の気化熱を利用して冷房するため、稼働時の消費エネルギーがとても少ないのが特徴です。既存換気扇の稼働時間を減らす(消費電力量を低下する)ことができるなど、省エネ対策としても利用できます。
夏に大きく落ち込む食欲が回復、食欲不振に起因する夏バテや体調不良も改善されます。そうすることで 搾乳量や増体量が回復し、また体調が良くなることで夏秋の受胎率も回復するなど、通年でむらのない経営に貢献します。
熱暑ストレスにより、7~9月の飼料摂取量は他 の期間と比較して10~15%減少します。冷房することで 酷暑を緩和し減退する食欲を回復させます。
熱放散のための血流使用や食欲不振による栄養不足が原因で、生産乳量は他の期間と比較して10~20%以上低下します。食欲回復と熱放散量の減少により乳量を回復させます。
夏の食欲不振が原因で夏~秋の終わりごろまで増体が鈍化するケースが多くあります。そこでCoolPesconを導入し、食欲が回復した結果以前と比べ平均出荷体重が50kgを超えた肥育農家さんの例があります。
気化熱を利用するため、他の装置とは違い畜舎内の温度を外気よりも低くすることできます。個体差はありますが牛も霧が出てくると涼しいのでその下に移動してくるなど、快適な環境になることで暑熱によるストレスが緩和されます。
熱暑ストレスにより、ホルモンバランスが乱れ、発情周期の遅延・発情期間の短縮が発生します。熱暑ストレスを緩和し、発情を正常な状態に回復させます。
高温下では、造精機能不全や受胎率の低下が発生します(授精前後2日間が重要)。高温環境から守ることで、子宮内温度を低下させ受胎率を向上させます。
牛と同様、夏に落ち込む食欲が回復、採卵用鶏では産卵性や卵殻質の低下が改善し、また肉用鶏では消費エネルギーを低下させて適正な成長を促進します。また熱射病による斃死を低減させるなど、経営にも大きなインパクトを与えます。
ミスト蒸発時に奪われる気化冷房効果により、直接畜舎内の温度を約2~5℃下げることが可能です。暑熱期の斃死(熱射病)を減らし、経済損失を低減します。
暑熱が原因のエネルギーロスにより上振れ傾向にある飼料要求率を低下・回復させ、正常な増体をサポートします。
冷房によって正常な体温維持および代謝維持のための消費エネルギーを低下させることで、飼料から摂取したエネルギーを本来の成長と鶏卵生産に充当できます。
暑熱が原因で低下する免疫機能(過呼吸となり血液がアルカリ性に偏ることで免疫力が低下する)を回復させ、夏季も健康な状態を保ちます。
ミスト冷房により熱性多呼吸(暑熱時に呼吸で熱を放出する)が原因の産卵性低下、卵殻質の低下(二酸化炭素の過剰排出で体内のイオンバランスが崩れること)を抑制します。
熱ストレス環境下で発生するオスの繁殖行動の低下、受精卵の孵化率低下などを改善し正常な繁殖サイクルを維持します。
豚は機能的な汗腺を持っていないため、熱くなった際は主に呼吸数を増加させ(熱性多呼吸)て熱を発散させます。猛暑が続くと熱発散で体力を消耗し、増体量の低下、不妊症リスクが高くなるなど多くの弊害が発生します。暑さという根本原因を改善することはとても重要です。
豚体が過度の蓄熱状態になると、それ以上の体温上昇を予防するため熱発生原因である食事が抑制され、食欲不振となります。霧の冷房によって豚舎内温度を低下させることで、食欲不振を未然に防ぐことが可能です。
暑さによって母豚の発情遅延や不妊、子宮温度上昇による早期死産、新生子豚の体重減少が起こります。また父豚も乗駕欲低下や精子数の減少、活力低下が出るようになりますが、夏場に適切な温度環境を維持することでこれらを予防することができます。
夏場は体温上昇(熱性多呼吸)によって代謝熱の産生が増加し、熱射病や日射病リスクが高まります。ミスト冷房を行うことで湿度は若干上昇しますが暑さ指数(WBGT)を適切な値で維持することができ、暑さによる斃死などの発生リスクを大きく低下させます。
環境温度が25~28℃程度になると、生産性に直結する飼料摂取量が15~25%程低下し増体が進まず、また熱性多呼吸により体力を消耗し肉質にも影響を与えます。CoolPescon®はこれらの問題を解決します。
体力低下によって抗病性や免疫力は大きく低下します。その対策としてはまず熱暑期に冷房することで採食量を回復させ、熱性多呼吸などの体力消耗を少なくして体調を整えることが重要です。さらに薬液散布によって疾病や病害虫の発生を予防することで、豚の健康を高いレベルで維持することができます。
地球温暖化の影響を受け、夏場の熱中症発症頭数は年々増加し続けており現在では20年前と比べおよそ13~14倍にまで膨らんでいます。霧を使ったミスト冷房は牛鶏豚などの食用家畜で先に普及しましたが、現在では競馬場や馬術クラブなどでも普及が進んでおり、レース前後のクールダウンから馬房内での日常的な冷房として利用されています。
近年はどこも気温が上昇しており、以前と比べ夏バテから一気に熱中症へと悪化するケースが増加しています。レースやレッスン後に体温の上がった馬をいかに素早くクールダウンさせるかが重要な課題になっており、CoolPescon®などの霧冷房(ミスト冷房)装置は夏バテ対策に大きな効果を発揮します。
馬の体温は37.5~38℃程度のため、猛暑時には熱中症とまでいかなくとも馬体には大きなストレスがかかっています。夏バテによる食欲不振、またそれに伴う体調不良などを未然に防ぐため、自然の霧に近いミストはとても有効です。見慣れない装置や不自然なミストを見ると繊細な馬は警戒するものですが、CoolPescon®の自然な霧であれば最初は少し警戒するかもしれませんがすぐに慣れ、霧を浴びた馬はうたた寝をするなど非常にリラックスできます。
夏場はパドック、馬房内などにサシバエが発生します。刺しバエが近づいてくると馬は身震いをしたり逃げ回ったりと落ち着きがなくなりますが、CoolPescon®を稼働させると霧が広がった所から順に馬が大人しくなります。馬の周りを飛んでいた刺しバエは羽が濡れることを嫌って霧の範囲外に逃げていくようで、こちらも馬のストレスを大きく低下させることに繋がっています。
資料ご請求・オンライン説明会・導入実績詳細のお問合せなど、お気軽にお問い合わせください。
お問合せフォームはこちらミスト装置(CoolPescon®またはCoolPescon®CH)の導入事例です。一部を掲載しております。詳細などお気軽にお問合せください。
2014年の販売開始から口コミやリピートで徐々に広がり、2022年現在では200社超に導入いただいています。
牛舎|酪農・養牛
豚舎|繁殖豚・肥育豚
鶏舎|卵用鶏・肉用鶏
厩舎|競走馬・乗用馬
ミスト冷房装置を導入いただいたお客様の声を掲載しています。
『お客様の声PDF資料』のDLはこちらから。
気温35℃近くの真夏日に牛舎内の温度は6℃も低下しました。昨年と比較して全体の搾乳量はひと月に約10t増加し、収益の増加に繋がりました。
株式会社丸尾牧場 代表取締役 丸尾 建城様暑い季節でもしっかり餌を食べて増体している、肉色も良い。悪くならなかった。また冬に乾燥対策で加湿にも使える。それに霧質が良くて消毒にも使えて、夏も冬も年中使ってる。
有限会社うしの中山 代表 中山 高司様8月の検証では平均5℃、最大で13℃の温度低下という非常に良い結果が出ています。牛床の濡れに関してもまったく問題なく使えています。
株式会社箸荷牧場 代表取締役 今中 克憲様導入前は600kgを超えれば凄かったものが、冷房して食べやすい環境になったことで当たり前のように600kgを超え、さらに増えて現在平均出荷体重は650kgを超えています。
川岸牧場 代表 川岸 裕人様夏に牛の食いが良かったし発情の出も良い。産後の事故もなくて、乳量は減らなかったし乳房炎にもかからなかった。目的だった熱中症対策に十分効果を発揮してくれてると考えてます。
和田牧場 代表 和田 泰様今まで大型ファンを4つ5つ、24時間使っていたんだけど、これでずっと涼しくなるからもう使っていなくて、電気代は大幅に削減できてる。
南牧場 代表 南 昌明様資料ご請求・オンライン説明会・導入実績詳細のお問合せなど、お気軽にお問い合わせください。
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濡れない霧の冷房装置『CoolPescon®』で暑熱問題を解決できますCoolPesconは畜舎ごとに制御盤、温湿度センサー、高圧ポンプ、複数の噴霧ヘッダーを組み合わせて構築します。現場ごとに少しずつレイアウトは異なりますが、基本的な構成は同じです。
スプレーノズル
(アダプタ取り外し時)
スプレーノズル
(アダプタ取り付け時)
スプレーノズル
(ヘッダー取り付け時)
スプレーノズル
(吊金具取り付け時)
給水フィルタ
給水フィルタ
(下側に高圧ポンプ)
給水フィルタ
(スクリーンフィルタ付)
制御ユニット
制御ユニット
(設置例)
制御ユニット
(物置内に格納)
噴霧配管
(バルブヘッダ)
噴霧配管
(吊金具で固定)
資料ご請求・オンライン説明会・導入実績詳細のお問合せなど、お気軽にお問い合わせください。
お問合せフォームはこちらYouTubeで『畜産セミナー:ドライ型ミストによる暑熱・消臭対策の最前線』を公開中
2021年10月14日 農業WEEK畜産セミナーの弊社講演部分をご覧いただけます(展示会主催者の許可を得て撮影、公開しています)資料請求フォームから『カタログと漫画』をDL公開中
何はともあれ、お気軽にダウンロードください資料ご請求・オンライン説明会・導入実績詳細のお問合せなど、お気軽にお問い合わせください。